成分表示の読み方/洗濯石鹸・洗剤の基礎知識/洗濯・染み抜きドットコム
クリーニング・洗濯・染み抜き大辞典
 トップ > 洗濯石鹸・洗剤の基礎知識 > 成分表示の読み方

洗濯上手の洗濯講座
上手な洗濯方法
アイテム別洗濯方法
洗濯の基礎知識
上手なアイロン講座
洗濯でのよくある質問
染み抜きをご家庭で
染み抜きを始める前に
アイテム別染み抜き方法
プロの染み抜き裏技!
クリーニングについて
クリーニングについて
クリーニング店の選び方
石鹸・洗剤基礎知識
石鹸、洗剤の基礎知識
石鹸、洗剤について
繊維や衣類について
繊維の種類
繊維の製造
繊維の加工と染色
収納・ケア方法
革の収納・ケア方法
クリーニング店を探す

クリーニング店はお店によって全然違うんです。
だから、信頼できるクリーニング店を見つけるのがとっても大切!安心・信頼のこだわりのクリーニング店をご紹介いたします。
おすすめクリーニング店
こだわりのクリーニング店をお探しの方はこちら!
上手なクリーニング店はこちら
クリーニング店を選ぶ
染み抜きが上手なクリーニング店 染み抜きにこだわるクリーニング店
仕上げに自信があるクリーニング店
着物が上手なクリーニング店 着物に自信があるクリーニング店
革のクリーニングができるクリーニング店 革・毛皮に自信のあるクリーニング店
靴、バックのクリーニングができるクリーニング店 バック・ブーツが洗えるクリーニング店
ぬいぐるみのクリーニングができるクリーニング店 ぬいぐるみが洗えるクリーニング店
宅配クリーニングができるクリーニング店 全国から宅急便でお預かりしているクリーニング店
防虫加工ができるクリーニング店 防虫加工ができるクリーニング店
ご自宅まで配達できるクリーニング店 ご自宅まで配達できるクリーニング店
きれいなドライクリーニング溶剤で洗うクリーニング店 きれいなドライ溶剤で洗うクリーニング店
アミノ酸シャンプー,植物石鹸アスパイラル
ホームクリーニング洗剤の決定版
クリーニング店おすすめドットコム
クリーニングについて クリーニング店を探す 洗濯方法 染み抜き方法 石鹸・洗剤 繊維について 収納方法
洗濯石鹸・洗剤について

   成分表示の読み方


石鹸や洗剤には、必ず成分表示を記載することが家庭用品品質表示法で
定められています。

最初に品名が表示され、界面活性剤中の石鹸(脂肪酸ナトリウム・カリウム)の配合率により、「洗濯用石けん」「洗濯用複合石けん」「洗濯用合成洗剤」に分けらています。
成分表示
そして「用途」(使用できる衣類の繊維)、「液性」、「成分」界面活性剤の占める割合も表示するように定められ、その後に実際に含まれる成分名が並んでいます。

液性の表示は、水素イオン濃度(pH)で下記の表示が定められています。

水素イオン濃度(pH) 用語
11.0を超えるもの アルカリ性
11.0以下 8.0を越えるもの 弱アルカリ性
8.0以下 6.0以上のもの 中性
6.0未満 3.0以上のもの 弱酸性
3.0未満のもの 酸性


■ 洗濯用石鹸の例
品    名  洗濯用石けん
用    途  綿・麻・合成繊維用
液    性  弱アルカリ剤
成    分  純石けん分(61%、脂肪酸ナトリウム)
 アルカリ剤(炭酸塩)水軟化剤
正 味 量  1.5s

石鹸は、脂肪酸ナトリウム(カリウム)の1種類が界面活性剤として上記の例では、61%配合されています。

その下のアルカリ剤は、衣類の汚れが酸性では落ちにくくなるのでビルダーとして炭酸塩が使われています。炭酸塩は、洗濯液が汚れで酸性に傾くのを防ぎアルカリ性を保働きがあります。

水軟化剤は、金属封鎖作用のある物質で水中の金属イオンが界面活性剤に吸着して洗浄効果が失われてしまうの防ぎます。主にゼオライト(アルミノ珪酸塩)が使われています。




■ 洗濯用合成洗剤の例
品    名 洗濯用合成洗剤
用    途 綿・麻・合成繊維用
液    性 弱アルカリ剤
成    分 界面活性剤(32%直鎖アルキルベンゼン系、アルファオレフィンスルホン酸カリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル)、水軟化剤(アルミノケイ酸塩)、アルカリ剤(炭酸塩)、酵素、蛍光増白剤、漂白剤
正 味 量 1.5s


界面活性剤は32%で直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(AE)などは、界面活性剤の名称。

その後に成分は、洗浄助剤のビルダー水軟化剤、アルカリ剤と続き、酵素蛍光増白剤漂白剤と続いて記入されています。


         


■ 洗濯用複合石けん

品   名 洗濯用複合石けん
用   途 綿・麻・合成繊維用
液   性 弱アリカリ性
成   分 界面活性剤〔39,5%、純石けん分(32,2%、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム)純石けん分以外の界面活性剤(9%ポリオキシエチレンアルキルエーテル)〕、アルカリ剤(炭酸塩、けい酸塩)、水軟化剤(アルミノけい酸塩)、金属イオン封鎖剤、酵素
正 味 量 1.25s


石けんの欠点を改良するために1975年に登場したものが「複合石鹸」です。

上記の例では、界面活性剤39.5%の内の32.2%が純石けん分で、石鹸以外の界面活性剤が9%配合されています。


参考文献
洗剤と洗浄の科学  中西 茂子 著 コロナ出版
石鹸・洗剤100の知識 大巻健男 東京書籍
ホームクリーニング始めませんか?

石鹸の歴史@ 合成洗剤の誕生洗剤
洗剤の種類 成分表示の読み方
石鹸について 石鹸の問題点
合成洗剤の生分解性について 合成洗剤の改良
複合石鹸について


洗濯・染み抜きサイトマップへ 洗濯・染み抜きトップへ 石鹸・洗剤トップへ

洗濯講座/染み抜き方法/ 石鹸・洗剤講座/ 繊維について/クリーニングについて/衣類の収納/こだわりのクリーニング店検索/

Copyright (C) 2006 洗濯・染み抜きドットコム, All rights reserved.