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■クリーニングについて |
■クリーニング店の選び方 |
「ドライクリーニングって家庭洗濯とは、どう違うの?」 「良いクリーニング店と悪いクリーニング店の違いは?」「染み抜き上手なクリーニング店は」 「クリーニング店は、どんなふうに洗っているの?」 「良いクリーニング店を教えてほしい」
など、クリーニングやクリーニング店についてお答えします
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■石鹸、洗剤の基礎知識 |
■石鹸、洗剤について |
「どうして洗濯に石鹸・洗剤は必用なの?」「石鹸と合成洗剤はどちらが環境に悪いの?」「洗濯用漂白剤と洗濯洗剤の違いは?」「洗濯石鹸、洗濯洗剤の使用方法は?」
など、洗濯石鹸、洗濯洗剤についてお答えします
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クリーニング店はお店によって全然違うんです。 だから、信頼できるクリーニング店を見つけるのがとっても大切!安心・信頼のこだわりのクリーニング店をご紹介いたします。 |
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こだわりのクリーニング店をお探しの方はこちら!
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石鹸は、油脂とカセイソーダで作られる界面活性剤です。
主な油脂には、牛脂・やし油・パーム油などが
使われています。 |
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石鹸の製法は、油脂にカセイソーダ(水酸化ナトリウム)を加えて製造するけん化法と油脂を脂肪酸とグリセリンに分解した脂肪酸をカセイソーダで中和する中和法があります。
石鹸は、油脂溶解力にすぐれた界面活性剤で生分解性がよい最大の特徴です。
アルキル基を持った物質で脂肪酸と呼ばれるものが石鹸の原料となります。
不飽和脂肪酸は、炭素と炭素の結合が単結合でなく、2重や3重に結合した脂肪酸を不飽和脂肪酸呼び、炭素と炭素の結合が単結合の脂肪酸を飽和脂肪酸と呼んでいます。
飽和脂肪酸は、ラウリン酸 、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸などがあり、不飽和脂肪酸は、オレイン酸、 リノール酸、 リシノレン酸 が石鹸の原料に使われています。
■ ラウリン酸石鹸(飽和脂肪酸)の構造式
■ オレイン酸石鹸(不飽和脂肪酸)の構造式
飽和脂肪酸の石鹸は、酸化されにくく洗濯後の黄ばみが発生しにくい特徴がありますが、オレイン酸石鹸などの不飽和脂肪酸の石鹸は、二重結合の部分が酸化されやすいく洗濯後の黄ばみが発生しやすいデメリットがあります。 |
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また、低級脂肪酸(炭素の数が12以下のもの)は、低温の水に溶けやすいのですが、洗浄力が弱いデメリットがあり、基本的には洗濯石鹸には不向きです。
高級脂肪酸(炭素の数が12以上のもの)は、低温の水には溶けにくいので高温のお湯での洗濯が必要になるデメリットがあります。
*化学で使われる高級は、高級なものという意味ではなく、炭素(C)が多いという意味で使われます。
通常、洗濯用石鹸には20%〜40%の炭酸塩(炭酸ナトリウム)が含まれていますが、炭酸塩は水に溶かすとアルカリ性になります。 |
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炭酸塩は、洗濯液をアルカリ性にして石鹸を溶けやすくし、洗浄力を上げて、石鹸カス(金属石鹸)の発生を少なくする働きをします。
また、炭酸塩は洗濯の排水を流す程度では環境に悪影響を与えることはありません。
無添加石鹸とは、炭酸塩などを使用しない洗剤分99%の石鹸のことですが、炭酸塩が含まれた石鹸に比べるとより多くの石鹸カスが発生しやすくなり、使用量も多くなります。
洗濯石鹸で洗うと衣類は、柔らかくなってアイロンも滑りやすくなります。
石鹸には炭素が12〜18個と長くつながった直鎖アルキル部分(疎水基)あります。この長さが長いほど滑りやすくなります。
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疎水基の炭素数12くらいではあまり滑りませんが、炭素数が16以上なら滑りやすくなります。石鹸は、この炭素数が18が中心なのでよく滑り、合成洗剤は炭素数が12が中心なので滑りません。
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界面活性剤は、どんなにすすいでも衣類の表面に残っているので衣類に親水基をむけて並んでいるので滑るようになります。
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【体験談・・・】
クリーニングの仕事をしていた時に、使用する洗剤を合成洗剤から石鹸に切り替えました。
石鹸に切り替えた時の数多くのスタッフの第一声が、「やわらかい」「ゴワゴワしない」ということでした。合成洗剤で洗濯するとゴワゴワする傾向になります。 でも、石鹸を使用すると柔らかく洗い上がります。
衣類がゴワゴワしないということは、着用時に肌刺激が少なくなり、肌の弱い方やアトピーの方にとっても大切なことです。 |
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一般的には、ウールやシルクなどの動物繊維は、アルカリに弱く、洗濯時には、石鹸が弱アルカリ性なので中性洗剤を使って洗濯することが一般的です。
しかし、実際は石鹸でもウールやシルクなどの衣類は問題なく洗えます。
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クリーニングの仕事をしていた時に約数十万着のウールやシルクの衣類を石鹸で洗いました。それで問題が発生することは、ありませんでした。
日本全国でも石鹸でウールやシルクを洗っているクリーニング店も数多くありますが、問題が発生したといくことは、聞いた事がありません。
ご家庭での洗濯も基本的に同じことなので、石鹸でウールやシルクの衣類を洗うことはできます。
参考文献 洗剤と洗浄の科学 中西 茂子 著 コロナ出版 石鹸・洗剤100の知識 大巻健男 東京書籍 |
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