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   複合石鹸について


石鹸は、極めて生分解性が良く、すばらしい界面活性剤ですが硬水の影響や石鹸カスの問題。黄ばみの発生や多量な使用量、そして使いにくさなどのデメリットがあります。
石鹸の問題点はこちら

このような石鹸の問題点を改良するために1975年に「複合石鹸」が誕生しました。


 使用量の改良




水中でカルシウム、マグネシウムは、界面活性剤と結合して金属石鹸(石けんカス)が発生し、洗浄力を落としてしまいます。
落とした洗浄力を補おうとすると、石鹸の使用量が多くなってしまいます。

いくら環境に良い石鹸でも使用量は少なければ少ないほど環境負担が少なくすみます。

複合石鹸は、石鹸の利点を生かしながら、石鹸以外の洗剤を配合することにより、使用量を少なくしたのが特徴です。

石鹸以外の洗剤は、法的には合成洗剤のことですが、合成洗剤というと危険なイメージがありますがそれほど悪いものではありません。

合成洗剤が問題になったのは、随分昔の話で現在の合成洗剤は、環境負担はそれほど悪くはないからです。合成洗剤は、石鹸に比べると少ない使用量で洗浄力があるメリットがあります。

一般的に合成洗剤は、石油から作られますが、天然の原料のヤシなどからでも合成洗剤は作られます。逆に石油からでも石鹸を作ることができます。

複合石鹸の利点は、石鹸に合成洗剤をブレンドすることにより、洗浄力が大幅に上がり、使用量が少なくできるメリットがあります。





 黄ばまない石鹸



一般的に石鹸で衣類を洗濯すると黄ばみが発生しますが、黄ばみにくい飽和脂肪酸を使用すると黄ばみは発生しにくくなります。

また、1回の洗濯での使用量が少ないとすすぎも1回で十分すすげるようになり、石鹸カスの発生も少なくなります。


 使いかっての改良



複合石鹸は、これらの石鹸の欠点を改良したモノで、使用量を少なくし、洗浄力や使い勝手にいたるまで改良されています。

最近は、この複合石鹸が見直され、スーパーなどでも見かけるようになりました。



 環境を考えた新しい形の石鹸



環境にこだわり、原料を植物からできる石鹸で使いやすく、洗浄性が高く、そして使用量を少なくしたい…

そんな想いからありがとう石鹸が開発されました。

ありがとう石鹸は、ヤシ油から作った脂肪酸カリウムを主成分で作られています。
一般的に石鹸は、苛性ソーダで作りますが、ありがとう石鹸は、よりやさしい化粧石鹸の処方の炭酸カリで石鹸にしています。

石鹸の使用量を少なくするためにトウモロコシの糖から作ったアルキルグリコシドをブレンドすることで洗浄力と使用量を格段に少なくすることに成功しました。

一回の洗濯で、約10cc程度で十分な洗浄力が得られます。
アルキルグリコシドは、石鹸ではないので成分表示は、「複合石鹸」になります。

また、使用量が少ないのですすぎも一回で十分ですみ中和剤も不要です。

ありがとう石鹸は、石鹸の利点を生かして、石鹸の問題点の「使いにくい」「溶けにくい」「黄ばみの発生」「石鹸カスの問題」「使用量の増大」などを解決した新しい形の洗濯石鹸です。



参考文献
洗剤と洗浄の科学  中西 茂子 著 コロナ出版
石鹸・洗剤100の知識 大巻健男 東京書籍
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石鹸の歴史@ 合成洗剤の誕生
洗剤の種類 成分表示の読み方
石鹸について 石鹸の問題点
合成洗剤の生分解性について 合成洗剤の改良
複合石鹸について


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