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衣類は、着用すれば、大なり小なり必ず、汚れてしまうので洗濯は必要不可欠です。
「これは、家庭で洗濯できるの?」「家庭で洗濯して大丈夫かしら?」「家庭洗濯での洗濯方法は?」などと家庭の洗濯について悩んでいませんか?

そんな悩みに洗濯のプロが家庭洗濯の疑問や洗濯のコツ、洗濯の裏技などにお答えします!

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   漂白剤について


漂白剤は大きく分けて、酸化漂白剤と還元漂白剤があり、一般的に酸化系漂白剤が多く使われます。

酸化漂白は、相手に酸素を与えて色素を破壊し、還元漂白は、相手から酸素を奪って色素を破壊します。

酸素が色素を破壊するイメージ


分類 漂白剤 特徴




次亜塩素酸ナトリウム

・液体で使いやすく、漂白力が強い
・塩素系の家庭用品で多く使用されている

ジクロロイソシアヌル酸塩
・家庭用クレンザーなどに配合される

亜塩素酸ナトリウム

・酸性側使用での繊維の脆化が少ない
・工業的精錬、漂白に使用される



過酸化水素
・繊維に対する影響が少ない。
・毛・絹の漂白や色柄物の漂白に適している。

過炭酸ナトリウム
毛・絹以外の繊維に使用
・色柄物に使用できる。
過ホウ酸ナトリウム
       同上
過酢酸

・天然繊維、合成繊維に使用
・漂白力が強く、工業的に使用される



ハイドロサルファイト

・天然繊維、合成繊維に使用
・鉄分による黄変、樹脂加工の黄変に効果的

二酸化チオ尿素

      同上





 塩素系漂白剤



塩素系漂白剤は、酸性で塩素ガスを発生し、水と反応して「発生期の酸素」という普通の酸素より強い酸化力をもった酸素原子が発生し、色素の構造を破壊します。 塩素系漂白剤

塩素系漂白の注意事項

・臭気が強く毒性がある。
・色柄物を脱色させるので、白物以外には使えません。
・毛、絹、ナイロン、ポリウレタンには、使えない
・塩素残留による脆化
・酸性のものと混ぜると、有毒ガスが発生しますので絶対に混ぜないこと!
塩素系漂白剤


塩素系漂白剤は、おもに白物専用漂白剤やカビ取り洗剤としても市販されています。

塩素系漂白剤は、漂白する力が最も強いので
色はげなどに十分注意して下さい。


 
まぜるな危険の意味




 酸素系漂白剤




色柄物や窒素を含んだ繊維などにも使用できる漂白剤。

過酸化水素が主体となる過酸化系漂白剤は、繊維を傷めず、シミや汚れの色素を破壊して、無色にします。

染料には無害ですが、染色が不十分な衣類は脱色をおこします。

酸素系漂白剤

【市販されている主な酸素系漂白剤】
色柄もの用の漂白剤として市販されています。
オキシドールなどの消毒液も、この過酸化水素水を薄めたものです。


酸素系漂白剤には、液体タイプと粉末タイプがありますが、液体は酸性、粉末はアルカリ性を示します。漂白力は、アルカリの粉末タイプの方が強いですが、衣類の色が落ちやすいデメリットがあります。
色柄物の衣類やウールなどの素材の場合は、液体酸素系漂白剤がおすすめです。




 還元漂白剤



還元漂白は、酸素を奪って色素を破壊する漂白剤で、酸化型漂白と全く逆の働きをするので、酸化漂白で落ちないシミが落せます。

基本的には、色柄物には使用できず
、白物用の漂白剤として市販されています。


参考文献
洗剤と洗浄の科学  中西 茂子 著 コロナ出版
石鹸・洗剤100の知識 大巻健男 東京書籍
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