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口紅は一般的に紅花(べにばな)などの天然の色素を原料とした顔料や合成着色料である色素をワックスなどの油分に溶いて作られ、その他にも界面活性剤や酸化防止剤、香料など多数の成分が含まれています。
顔料を油分で溶かして作られている訳ですから、口紅のシミは油分で取り除くことができる油性のシミだということが分かります。 |
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口紅は色素と油分で作られているのね!
基本的に口紅の染み抜きは、油性の処理をするのね!
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【口紅の染み抜き方法】
顔料は非常に細かい粒子の粒で水にも油にも溶けない不溶性のモノで、この顔料を油分で溶いて作られていいます。口紅の染み抜きは、この油分を溶かす染み抜き方法が効率的です。
実際に口紅のシミを作って家庭で使用できるモノで染み抜き方法を検証してみました。
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家庭で使用できるもので油分を溶かすモノは、ベンジンなどの溶剤。
メイク落としに使用されるクレンジングオイルが有効です。
油分を包み込む力が非常に強いセッティングの台所洗剤(中性のノニオン系の洗剤)やマジックリン(アルカリ性のノニオン系洗剤)に物理的な力を加えることにより取り除けます。
また、口紅のの原料のワックスは、水温が高いほど溶けやすくやります。
注意点
基本的にワックスは溶剤や洗剤で取り除くことが可能ですが、口紅の色素(顔料)は細かい粒子なので繊維の奥に入り込むととれにくくなる場合があるので注意してください。また、取れない口紅の染み抜きは上級の染み抜きを参考にしてください。 |
口紅の染み抜きは、口紅の種類や衣類の素材・染色状況によって落ち具合が違います。
簡単に取れる場合から非常に取れにくい場合まで、非常に幅がありますので下記の3つの染み抜き方法を参考に実践してください。
口紅の染み抜き方法は上記のボタンをクリックしてね!
がんばって!
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【口紅のうんちく】
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口紅は、約7万年前に悪霊が口や耳の穴から進入しないように赤色のモノを塗る習慣があったのがはじまりとか。
口紅の原料となる紅花はエジプト原産といわれ、古くから世界各地で栽培されています。日本では原産地のエジプトや地中海沿岸から、シルクロードを経て3世紀末(4世紀〜5世紀?)に日本に渡来し、全国に広がったといわれています。
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口紅の訳語として使われる「ルージュ」とは
フランス語で赤という意味よ!
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