| 洗濯マニアのためのこだわり洗濯術/プロも認めたホームクリーニング洗剤 プロ・ウォッシュ |
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一般的に水に強い衣類は、綿と麻、アクリルなどの素材が強いと言われていますが、ドライマーク衣類の場合は、細心の注意が必要です。
衣類は、綿だから洗濯しても大丈夫と思っていると思わぬ失敗を招く場合が！
ドライ衣類の洗濯では、素材の確認は必要ですが絶対に安全とは言い切れない場合がありますので注意が必要です。
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素材の特性や注意点を把握していれば、より判断が明確になります。
■ 綿 （コットン）
綿は、アルカリに強く、洗濯や漂白がしやすい比較的丈夫な衣類ですが、染色堅ろう度（染色した生地の染色の強さの非）が衣類によってマチマチで極めて染色が弱い場合が多いです。
ドライマーク衣類の洗濯では、色移りや色泣きなどのトラブルが一番多いのがこの綿素材です。
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染色が弱い衣類が多いので、紫外線や汗などが付着している場合に色落ちすることも多々あります。
また、摩擦によるスレやキズになりやすく、着用や洗濯時のシワが中々伸びないので洗濯機での脱水などに注意が必要するようにしてください。
■ 麻 （リネン・ラミー）
麻は、植物の茎から採れる繊維で、亜麻（あま・リネン）、苧間（ちょま・ラミー）のみ「麻」と洗濯表示記載されています。
麻は、水（洗濯）に対して強いですが染色堅ろう度が弱く、日光、汗や洗濯による色落ち（変退色）が発生しやすく着用や洗濯での摩擦により毛羽立ち（白化）が発生します。
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また、麻はシワになりやすく、アイロンを使用してもシワが直しにくいので、洗濯時はシワを少なく洗うように洗濯してください。
■ 毛 （ウール）
ウール（毛）は、弾力に優れてシワになりにくく、暖かいのが特徴ですが、水で洗濯をするとウール表面のスケールと呼ばれるうろこ状ものが開き、揉み作用によってスケールが絡み、縮んだり硬くなったりします。
ウール素材を洗濯する場合は、動かさないことが基本です。
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また、スケールの開きを抑える働きがある洗剤（防縮性能）の違いで大きく変わります。
プロ・ウォッシュは、この防縮性能が大変優れているのが特徴です。
■ 絹（シルク）
シルク（絹）は、かいこの幼虫が吐出してつくった繭から採取され、美しい光沢、優雅な感触、美しい染色性、すぐれた保温力があり、着物やドレス、ブラウス、などに使用されています。
着用や洗濯によりスレや毛羽立ちが発生しやすいので、洗濯には注意が必要です。また、汗や日光などで色落ちや変退色が発生し、染色が極めて悪いモノが多いので洗濯前には、色落ちテストを必ずおこなってください。
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■ レーヨン（ビスコースレーヨン）
レーヨンは、木材パルブパルプから絹の外観に似せて人工的につくった繊維で水に濡れると繊維が膨れて太さが増し縮んでしまいますので洗濯する場合は、十分注意が必要です。
レーヨンは、水に漬けると縮むので縮みきる前に、洗うように工夫すれば家庭でも洗濯は可能です。詳しくはこちら
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■ ポリノジック
ポリノジックは、レーヨンと同じセルロース系再生繊維で、レーヨンの欠点（水による収縮など）を改善したもので「改質レーヨン」と言われています。
レーヨンに比べると洗濯時の強度低下や膨潤収縮が起こりにくいですが縮まない訳ではないので、やはり短時間洗浄が無難です。
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■ キュプラ
キュプラもレーヨンと同じ再生繊維ですが、静電気の発生が極めて少なく、シルクのような滑らかさと染色性、摩擦や耐久性がレーヨンよりも高いのが特徴で、高級衣類の裏地などに使用されています。
洗濯時は、脱水などでシワが発生すると伸びにくいので、脱水時にには注意が必要です。
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■ アセテート・トリアセテート
アセテートは、シルクに似た光沢と深みのある鮮明な発色が特徴で、弾力性がよく、比重も軽く、ハリ感やドレープにもすぐれています。
除光液やシンナーで溶解し、酸化窒素ガス（車の排気ガス、ストーブなど）でガス退色をおこすので注意が必要です。
また、洗濯時は、脱水などで小シワが発生すると伸びにくいので脱水時は、段時間で処理してください。
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＊写真提供 財団法人 日本紡績検査協会
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