ドリスのニットのアイロン方法／プロ・ウォッシュの洗濯事例

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ドリス・ヴァン・ノッテン（Dries Van Noten)のカーディガンをプロ・ウォッシュで洗いました。
縮みも風合いも損なわなくキレイに洗い上がりましたが、多少洗濯シワがあるので、アイロンを使用して仕上げました。

①	まず、寸法を確認しました

念のために寸法を測っていたので、洗濯前との寸法を比べましたが、洗濯前と寸法は、変わっていませんでした。

もし、多少縮んでいても寸法が分かれば、アイロンで簡単に元の寸法に仕上げられます。

②	袖部分をスチームを使用して仕上げてます

まず、袖部分から仕上げていきます。
慣れない内は、手でシワやたるみをキレイに伸ばしてから、アイロン掛けをしてください。

ニットのアイロン方法は、少し浮かした状態ででスチームを出しながら仕上げるのが基本ですが、今回洗濯したドリスのニットは、スチームだけでは、シワが伸びません。

ですから、生地にアイロンがあたるかあたらないかの感覚でやさしく生地をなでるように仕上げていきます。

③	袖部分が完了したら冷まします。

袖部分のアイロンが終わったら、写真のように袖部分を軽く上下にふって熱や蒸気を逃がします。
また、熱い食べ物を冷ますように口で息を吹きかけても構いません。これらの工程は、熱や蒸気を逃がして、シワが戻らないようにする為におこないます。

④	次に、前身頃部分を仕上げます

手でシワやたるみを伸ばし、キレイに形を整えてから前身頃を仕上げます。
スチームを出しながらやさしくなでるようにアイロンをあて、最後に息を吹きかけて熱を逃がしました。

片方の前身ごろが終われば、ニットをズラして残りの前身頃を仕上げます。

スチームを出しているので後ろ側のプレスは不要でした。

⑤	最後にキレイにたたんで完了です

アイロンをかけ、キレイにたたんで完了です。
風合いもよく、キレイにドリスのニットの洗濯が完了しました。
このドリスのニットは、ハンガーに吊るすと伸びやすいので、たたんで保管するようにしてください。

プロ・ウォッシュなら、高級ニットのドリスも縮みや風合いを損なわないで、キレイに洗濯できました。

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