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漂白力を上げるもう一つの方法が時間です。
漂白剤をつけそのまま5分から10分放置すると、非常にシツコイ黄ばみのシミも取り除く場合があります。
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このような放置の方法はかなり強力なので色はげなどに十分注意してください。
また放置での処理はシミの変化をみることがむずかしいので基本的に弱い漂白剤を使用します。
そしてこの処理で取り除けない場合は、同じ処理を数回くりかえして処理をすると効果的です。
上記の写真は同じ酸素系漂白剤(液体酸素系漂白剤にアンモニア水を混ぜたモノ)を使用し、人工汚染布を使用した時間による漂白力のテスト結果です。(漂白力が増すほど人工汚染布が白くなります)
時間が長いほど漂白力が強くなっているのが分かります。
酸素系漂白剤を容器にいれシミの大きさに合わせて歯ブラシや綿棒シミ部分につけます。そして、そのまま5分〜10分放置する方法です。
基本的に10分以上は放置しないで下さい。放置時間が長すぎるほど色はげのリスクが高くなります。
また、シミの状況によりアンモニア水を数滴加えるとより効果的です。 |
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シミ部分が少しでも薄くなれば、この処理を繰り返します。
場合により数回この処理を繰り返すと効果的。
そして、シミが取れれば衣類にあった方法で洗濯をして完了です。
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時間はかかりますが一番簡単な染み抜き方法がこの放置の処理方法です。
この放置の処理方法は染み抜き上手のプロのクリーニング店でも実践している方法です。
放置の漂白方法はシミの変化を観察しないので、脱色などが発生しても気がつかないことが多いのが難点です。ですから放置の漂白処理をするばあいは、弱い漂白剤で処理するようにします。
この処理を数回〜数十回くりかえすことでプロの染み抜き専門店が落とせないシミも
簡単に落とすことができた実績が数多くあります。
放置の漂白染み抜き方法のコツは、弱い漂白剤で数回〜数十回くりかえすのがポイントです。
漂白剤を水で2倍に薄めるとより漂白力が弱くなります。
弱い漂白をくりかえすのね!
ただし色はげには十分注意してね!
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