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   クリーニングトラブル(アパレルメーカーの問題)


クリーニング業は、トラブルの発生が多い業種ですが、その原因は「クリーニング店による過失」「アパレルメーカーによる過失」「お客様の着用などによる過失」の3つパターンが上げられます。

ここでは、よくあるアパレルメーカーによる製造の問題で発生するトラブルをご紹介します。
クリーニングトラブル

【色落ち】

衣類の製造時に染色堅ろう度の不備でクリーニング店が一番困っていることが、
この色落ちによるトラブルです。

アパレルメーカーの製造の段階で色止めがキッチリできていないのが原因です。
洗濯表示がドライクリーニング可でも、ドライ溶剤で濡らすとドバッと色が出る衣類があるからです。

色落ちの問題

見た感じが濃色の場合では、色落ちテスト後に単品で洗いますが、プロの目から見ても色落ち度合いが全く分からない衣類もあります。
その場合は、他の衣類と一緒に洗ってしまいます。

すると一緒に洗った他の衣類にも色移りが発生し、取れない場合は色移りした衣類の賠償しなければなりません。

色にじみ ドライ溶剤を衣類に濡らすだけで、ドバッと色が流れる衣類は、基本的にドライクリーニングはできません。また、ドライ溶剤で色が流れる衣類は、水で洗っても色が出る場合がほとんどです。ドライ溶剤や水だけで色が流れる衣類は、基本的に洗えないということです。

特に高級ブランドの衣類やインポート衣類に多く発生します。

このような衣類は、設計や製造の問題なので一般的なクリーニング業者は、アパレルメーカーに問い合わせます。

この時に、アパレルメーカー会社があれば良いのですが、連絡が取れない場合も多々あります。アパレルメーカーが廃業していたり、洗濯表示に取り扱い業者の連絡先が無い場合もあります。


アパレルメーカーの調べ方

特に並行輸入の海外ブランドの衣類に多く見受けられます。

こうなると、お客様はクリーニング業者が悪いと思っていますので、結局クリーニング業者がお客様に賠償をする場合があります。

クリーニング会社により、インポートの海外ブランドの衣類を取り扱わないクリーニング店が多いのは、このような理由があるからです。



【硬化】

硬化とは、衣類が硬くなることですが、最近は少し減りましたが合皮の衣類で発生することがあります。
これは、合皮の素材が塩化ビニルで作られていると、ドライ洗浄で油分が抜けて硬くなってしまいます。
ぱりぱりに!
塩化ビニルを使用していると、ドライクリーニングはできません。

塩化ビニルを使用しているかの判断は、プロのクリーニング師でもできないのです。
見分ける方法は、衣類に記載している洗濯表示で素材の確認するしかありません。
メーカー側がキチンと素材を塩化ビニル使用やドライ不可を表記してくれている場合に、ドライクリーニングをするとクリーニング店側の過失となります。
 
しかし、素材を表記していなかったり、ドライ可の表示の場合は、クリーニング店はそれに従いますので、基本的にメーカー側に責任があります。

メーカー側の責任で塩化ビニルの硬化が発生した場合に限って、製造メーカーを調べてもメーカーが分からない場合が多いのでクリーニング店も困っています。



【ポリウレタンの劣化】

ポリウレタン樹脂コーティングの衣類でよくあるのが、時間経過で生地が劣化してしまいます。ポリウレタン素材の寿命は、製造日から約3年と言われています。

しかし、衣類を販売する時にこの事を、お客様にお知らせしている業者はほとんどありません。クリーニング時やクリーニング後の保管中にポリウレタンが劣化し苦情が発生します。
ポリウレタンの剥離

販売時にアパレルメーカーが取り扱いに注意を促す説明をせずに販売しているのが問題もあると思われます。

ポリウレタンについて詳しくはこちら



【付属品の問題】


衣類には、問題がないのですがボタンやスパンコールなどの付属品の不具合から色が出たり、硬化したり、はがれ落ちたりすることがあります。

付属品の色落ち

の他、縫製の不具合や芯地の不具合による変形、使用される接着剤などのにじみ、加工剤の変色や劣化、パルプ抜けなど、さなまざまな衣類の欠陥が原因で発生しています。


クリーニングでのよくあるトラブル

アパレルメーカが原因のトラブル
お客様の着用などが原因のトラブル
クリーニング店が原因のトラブル
クリーニングトラブルの賠償について


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