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ドライクリーニングの溶剤管理
ご家庭での洗濯は、洗濯に使用した汚れた水を排水して捨てますが、ドライクリーニングで使用した溶剤は、捨てません。
ドライ溶剤は、排水問題で捨てられません
ドライクリーニング溶剤で衣類を洗うと、汚れが溶剤に溶け出して溶剤が汚れます。
ご家庭での洗濯では、汚れた洗浄液を捨てますので、問題はありませんがドライクリーニングは、何回もその溶剤を使用します。
しかし、汚れたドライクリーニング溶剤で、衣類を洗うと逆汚染(再汚染)や異臭が発生しますので、一般的にドライクリーニングでは、溶剤に溶けた汚れをフィルターでろ過し汚れを取り除いて、溶剤をきれいにし循環させて洗っています。
ただし、ドライクリーニング溶剤の汚れを取るフィルターは、永久的ではなく洗濯回数がかさむと汚れを取る能力が悪くなってきますので、定期的にフィルターを交換する必要があります。
フィルターの断面
ドライクリーニング溶剤管理の問題
ここで、問題になるのがドライクリーニング溶剤管理です。
溶剤管理とは、ドライ洗浄で使用する溶剤が汚れていないかをチェックし、いつもキレイな溶剤で洗えるように管理していることです。
溶剤管理は、むずかしく大変な手間とコストがかかります。
クリーニング店によってドライ溶剤管理を徹底しているお店と出来ていないお店に分かれています。
きれいな溶剤
最悪な溶剤
クリーニング店に衣類を出して、黒っぽくなったり、変な異臭がする場合は、溶剤管理が出来ていない可能性があります。
この溶剤管理が良いクリーニング店と悪いクリーニング店を選ぶ1つの基準になると言っても間違いないでしょう!
蒸留装置と呼ばれる機械で、汚れたドライ溶剤をきれいにする装置もあり、これは、蒸留装置で汚れたドライ溶剤に熱を加え気化させます。
この気化したガスを冷却するときれいなドライ溶剤に再生される装置です。
しかし、この蒸留装置も完璧ではありません。
たしかに蒸留装置があるほうが良いですが、蒸留装置があるからといって、ドライ溶剤がキレイとは限りません。
蒸留装置がなくても溶剤管理を徹底しているクリーニング店もあれば、蒸留装置を使用してもヒドク汚れた溶剤で洗っているクリーニング店も多数あります。
クリーニング店でドライクリーニングをした衣類が異臭がしたり、黒ずんだりした場合は、ドライ溶剤が汚れている可能性があります。
そのような事があれば、そのクリーニング店は、溶剤管理が
出来ていない可能性があります。
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