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色落ちは、クリーニング店やアパレルメーカーの製造の問題でも発生しますが、着用や保管方法などで色落ちなどが発生する場合もあります。
そもそもは、衣類の染色が弱いのが問題ですが、このお客様の着用での色はげが一番多いのが現状です。
右のイラストは、汗により染料が流れた衣類のイメージです。汗などが付着すると時間変化で染料が壊れてしまいます。
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クリーニングする前は、染料が辛うじて繊維にくっ付いている状態ですが、クリーニングするとにより染料が流れてしまいます。
クリーニングする前は、なんともなかったのに・・・と考えるのはもっともだと思いますが、そもそもの原因は、着用による汗などにより染料が壊れているのが原因です。
クリーニング店も預か時には、発見できないことも多いのでクリーニング店も大変困っています。
このような衣類は、綿素材のジャケットやパンツなどの衣類に多く発生しています。汗の他にもシミや着用によるスレ、紫外線、排気ガスなどでも発生します。
これらのトラブルが発生した場合は、色はげ状態を見れば
ある程度原因が特定できます。
@ 着用が原因で色はげしている場合パターン
汗が原因の場合は、脇の下など汗をよくかく部分のみ色はげします。
スレが原因の場合は、着用シワがよる部分や着用で摩擦が発生する部分に直線状に色はげするのが特徴です。
また、バックなどを肩にかけている部分などもにもよく発生します。
紫外線による色はげは、日光や蛍光灯などの紫外線が長期に当たった部分が色はげします。
クローゼットの扉のすきまから発生する場合がよくあるので直線的な広範囲な色はげが発生します。
A クリーニング店、アパレルが原因で色はげしている場合パターン
クリーニング工場やアパレルメーカーが原因の色落ちは、下記の特徴があります。
シミ抜きによる色はげの場合は、シミがついていた部分が円形状に脱色するのが特徴。部分的な色落ちや衣類全体の色落ち。また、脱水による色はげの場合は、衣類全体に直線状の色はげが無数に発生するのが特徴です。
最近の衣類は、染色が弱い衣類が多いのでこのようなトラブルが数多く発生しています。
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