最近、クリーニング店で、「アパレル仕上げ」「テーラー仕上げ」という仕上げ(プレス)をアピールしているクリーニングが増えてきました。
そもそもこの「アパレル仕上げ」「テーラー仕上げ」は、どのような仕上げ方法かと申しますと・・・・
一般的なクリーニング店の仕上げは、シワを伸ばすことを主にした平面的な仕上げ方法で、ほとんどのクリーニング店では、このような仕上げを行なっています。
着用やドライクリーニングを繰り返すと、どうしても肩崩れが発生してしまいます。
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クリーニング店での一般的な仕上げ方法は、シワを伸ばす平面的な仕上げなので、洋服本来のシルエットは、復元できていません。
型崩れをしている状態でシワだけを伸ばす状態で仕上がるのが現状なのです。
現実、通勤電車に乗ると・・・ほとんどの方の背広は型崩れを起こしています。
一方、「アパレル仕上げ」「テーラー仕上げ」は、洋服の構造を理解して、裁断パーツを考えて伸ばす部分、縮める部分とプレスを行ないますのでシルエットを生かした立体的なプレス方法を行ないます。
アパレル仕上げ、テーラー仕上げは、このようなシルエットを生かした立体的なプレスを行いますので本来のシルエットが復元でき、新品のようになるのがアパレル・テーラー仕上げの特徴です。 |
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画像提供 埼玉県志木市
白晴舎クリーニング |
お店にもよりますが、「テーラー仕上げ」「アパレル仕上げ」は、一点一点手仕上げで立体的に仕上げますのでどうしても価格が高くなってしまいます。
背広上下で1万円以上のお店もあるくらいです。
(クリーニング店により違います)
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画像提供 長野県 みつみクリーニング店 |
一般的な背広なら一般的なクリーニングでも十分だと思いますが、高級衣類や高級ブランドの衣類を一般的な仕上げ方法で仕上げると、せっかくのシルエットが台無しになってしまします。
高級ブランドや高価な衣類、シルエットにこだわっている方は、シルエットを生かした「アパレル仕上げ」「テーラー仕上げ」がおすすめです。
クリーニング価格は、高額になるりますが、その価値は十分感じられるはずです。
(もちろんクリーニング店により、仕上がりや価格は、異なります)
また、一般的なクリーニング料金でアパレル・テーラー仕上げを求めるのも
無茶な話なので・・・・・・・